太陽光発電
陽光発電システムとは、太陽電池を使い太陽の光を吸収して電気に変える発電システムです。通称PVと呼ばれます。
主要な・発電モニター・電力売買電メーターなどが必要になります。
太陽光発電システムを選ぶ6つのポイント
1 価格で選ぶ
価格で選ぶ場合、見積価格を数社比較し、総額(税込)を設置kwで割って1Kwいくらになるのか比較すると分かりやすいと思います。
たとえば4kwの見積総額が200万円の場合
200万円÷4kw=50万円/1kwとなります。
そこで注意しなければならないのが設備・工事などすべてが入っているかです。
パネル・架台・必要部材・補助金申請など諸経費も総額で計算して下さい。
中には見積りにカラーモニターが含まれていなくて後で「これはオプションですから追加費用がいります。」といったケースもあるようです。
モニターはなくても発電に影響はありません。
しかしモニターがいつも目につくところにあれば節電の意識も高まってご家族で楽しい話題にできるのではないでしょうか。
太陽光発電はマイカーと違い、お客様にとって購入の際の選択データが少ない割に高価な商品です。
点検やメンテナンスも必要です。
面倒がらず、時間を掛けていろいろな業者と直接会って話を聞いて下さい。
何年経っても安心してお付き合いのできる業者をお選びください。
2 変換効率・発電力で選ぶ
太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する割合を変換効率といいます。
これが高ければ少ない面積で多くの電気を生み出すことが可能です。
設置可能な屋根面積が小さいときは少ない面積で効率よく発電する必要があるので、変換率が高いものを選んだ方が良いでしょう。
また、実際にどれほど発電するのかは皆さんが気になるところ。
たとえば、4kwの太陽電池を設置した場合、年間どれくらい発電するのかご存知ですか?
メーカー毎に実際の発電量に違いがあるのはご存知ですか?
『どのメーカーでも同じ4kwなら4kw分発電するんでしょ?』
同じ条件で設置してもメーカー毎に差があります。 年間発電予想量の目安
1100kwh/1kw ※ 条件 真南向き 30度
(メーカー・地域により異なります)
3 屋根の形状・方角で選ぶ
太陽光発電 システムを検討する場合屋根の形状は重要です。
設置する屋根の形状をチェックしましょう。切妻・寄棟・片流れ・陸屋根など屋根の形はいろいろです。
形状に合ったデザインのパネルを作っているメーカーを選ぶと見栄え良く仕上がります。
屋根の向きや角度も重要です。
基本は太陽の光を一番受けやすい南面を基準に配置します。
東向き・西向きの屋根にも設置は可能です。
ただし、向きが変われば発電量に大きく影響を与えますので、必ずコンパスを持って実際の家の向きを確認しましょう。
北面だけの片流れ屋根ですと設置はできても発電効率は著しく低下します。
2寸勾配(屋根の角度約11度)のように緩やかな場合は北向きでも発電はしますが、やはりロス率は高くなります。
同じ4kwを設置した場合、屋根方角・屋根傾斜角(勾配)・日照時間・屋根面積・影など、お住まいの環境で発電量は変わりますので事前に確認しておくことが大切です。 電柱の陰・お隣さんの屋根の影・樹木の影などなど
影が屋根に当たる場合はかなり設置に関して注意が必要です。
朝・昼・夕暮れ時の屋根を必ず確認しておきましょう。
★設置面が小さい屋根の場合★
サンヨー 「SANYO HIT」アモルファス薄膜系
公称最大出力:200w・210w・215w
パナソニック 「サンベスト」
交渉最大出力:183w・210w・215w
1枚当たりの発電量は業界NO1。
寄棟や狭小屋根、躯体負荷を考慮する必要がある屋根に向きます。
1wあたりの単価(1枚150150円/1w715円)が高いため、見積り価格は他のメーカーに比べると割高に…。
かしこれからの時代、電気自動車を代表するように「電気」がより重要性を増してくることが考えられます。
将来を見据え「1wでも多く!!」とお考えの方には間違いなくお勧めです。
実際の発電量でも期待を裏切らない頼れるパネルです。
サンヨー :http://jp. sanyo .com/solar/index.html
パナソニック :http://sumai.panasonic.jp/solar/
屋根形状が寄棟などの場合
シャープ・京セラ・三菱
公称最大出力:150~190w
それぞれ屋根の形状に合わせ無駄なくパネルを配置でき、効率よく無駄なスペースを有効活用できます。
見た目も屋根の形にピッタリきますので外観もすっきり。
シャープ ・京セラ は言わずと知れた二大メーカーで実績は充分。
太陽電池で作られた電気を変換するパワーコンディショナの変換効率では三菱が�1です。
4 保証で選ぶ
何年の保証がつくのかも重要なポイントです。「10年保証」が主流ですが、どのようなときに保証が受けられるかを確認しましょう。設置したときの工事が原因で不具合が生じたときや、システムの構成機器に不具合が生じたとき、太陽発電モジュールの出力が低下したときには保証が受けられるのが一般的です。
5 メーカーで選ぶ
メーカーごとの特徴は様々です。
一概に「これが一番!」とはなかなか決められません。
実績で選ぶべきか、やはり能力・性能で選ぶべきかは悩むところです。
弊社にお問い合わせをいただく方も「どこが一番お勧めですか?」と聞かれますが、設置環境や設置条件・ご予算などに応じてご提案をさせていただいております。
オール電化と併用して見当される場合はお客様の家族構成・生活スタイル・住宅に合った最適なメーカーをお選びになると良いでしょう
6 施工販売業者で選ぶ
太陽光発電 に一番詳しいのは施工実績の多い販売店ではないでしょうか。
最近色々な業種の方がこの業界に参入して「どの業者さんがいいのか判らない」といった声もよく耳のします。
電気会社・瓦業者・水道業者・ガス会社・板金会社・造園会社・カーポート会社・事務用品会社等々多種多様です。
「太陽光発電 専門店」と言いながら、過去の業績がまったくない業者すら見受けられます。
施工は下請けに丸投げして行う営業販売だけの会社も数多く存在します。
設置施工から発電管理、メンテナンスまでしっかり行える技術系販売店がおススメだと思います。
太陽光発電 システムは同価格の自動車などと違い20年・30年と末長くお使いいただく住宅設備です。
フリーメンテナンスなどと言われることもあるようですが、発電点検やメンテナンスは必要です。
販売実績だけでなく施工資格(電気工事・屋根工事)を持った技術者が在籍している販売店をお選びになられてはいかがでしょうか。
また、 太陽光発電 システムは家に付随する設備とはいえ 屋根に載せる電気設備 です。
後々の管理は必ず電気業者と屋根業者が行うことになりますので、それらに精通した施工店に相談されるといつまでも安心してお使いいただけるものと考えます 。
全並列接続が可能なため電線・樹木・雲・鳥のフンなど発電を邪魔する「影」の影響を最小限に留め、太陽電池の発電能力を最大限に引き出します。
またバンドギャップ(光の波長帯)が広く光吸収率が高いため安定した発電が期待できるなど秘められた性能も。
シリコン系と比較しても実際の発電量【発電力】の高さは実証されています。
また、1wあたりのイニシャルコストが安いため見積価格に差が出ます。